投資が必要だと感じたわけ

日本ではどことなく「投資をする」ということは「えげつないこと」とか「危険」という雰囲気がある。

実際、普段の会話で投資の話などはあまりでない。
(投資している人同士であれば会話になるだろうが。)

しかし、これからは正直必要なことだと思う。

一般的には「投資をしてリーマンショックなどのようなことで損をするよりも元本保証の金融商品で良いのでは?」と思われる。

だが、今の銀行など預貯金や定期預金などの金利を見てもたかが知れている。

せいぜい良くて1%程度だろう。

「1%でも減らないで増えるのなら良い」と考えるかもしれないが、
自分の資産全体を俯瞰した場合はこれから減っていくことになると思った方が良いと思う。

なぜか。

それは、まず社会保障関係の控除額が年々上がっていく。

まず、厚生年金保険料の料率は平成29年まで年々上がり続け29年には18.3%になる。

にも関わらず、将来年金がどれだけもらえるのかもわからない。

そして、健康保険料についてもこんな記事がある。

http://diamond.jp/series/inside/10_02_27_003/

そう、こちらも保険料率が引き上げられていく。

さらに、この不況で国に入る収入も減り、今後は少子化の影響でさらに国の収入は減っていくことが考えられる。

そうなると何が起こるかというと国民への税負担増である。

所得税、消費税などなどあらゆる税率をUPさせてくることになる。

すると、賃金は上がらないのに控除額は上がり年間の手取り額は減少していく。

となれば、おのずと自分だけで資産増やすことは難しい。

1%の利息で増えるよりも何倍も収入が削られる世の中になっているからこそ、
自己責任ではあるが投資が必要だと感じる。