クロアチア戦


祈る気持ちで観てました。日中に日ハムが負けているので、勝って欲しい・・・。
でも、こないだのブラジルとクロアチアの試合を観ていたら不安もあったり。
そうはいっても勝たねばならない試合。なのでドキドキしながら観てました。
前半に宮本がイエローカード。前の試合との累積2枚で次の試合出場停止。
この時点では、「まぁまぁ、今日勝てばいいから。」と思っていました。
そしたら、今度は22分に痛恨のPK・・・。祈りましたねぇ。「川口〜〜。止めろよ〜」
見事に読みが当たり守りました。すばらしい!!思わず叫びましたよ。この調子で、
川口が好セーブで奮闘しているのだからオフェンス陣がしっかりしろ!!と。
どちらのチームにも決定機がありましたが、決めきれずにドロー。
後で、日本が決勝トーナメントに進むための条件を見てみましたが限りなく厳しいですね。

■日本の1次リーグ突破条件
18日の豪州戦に勝ったブラジルの1次リーグ突破が決定。22日の最終戦は実質グループ2位争いで、日本はブラジル戦に勝つことが絶対条件になる。しかも、同時刻に行なわれるクロアチア−豪州の結果に左右される。豪州が勝つと豪州が生き残り、日本はアウト。ドローなら日本と豪州の得失点差の争いとなり、日本はブラジルに最低2点差勝ちが必要で、そのうえで総得点数までもつれる可能性がある。豪州が敗れると日本とクロアチアの得失点差の争いで、この場合も日本はブラジルに最低2点差勝ちが不可欠になる。


ようは、日本としてはブラジルに最低でも2点差で勝たなくてはいけないんです。
日本としては、こうなったら守りを気にしないで攻撃的にいかないとダメでしょうね。
何点取られても負けた時点で1次リーグ敗退なわけですから。死に物狂いで得点を取りに
いくしかない。ジーコはどんな布陣を組んでくるのでしょうかね。
宮本の欠場は正直厳しいですね。
たらればですが、開幕戦の失点がやはり後々尾を引いてきてるんですよね。あそこで、
勝てなかったまでも1-1で引き分けられていれば・・・。何てことも考えてしまう。

それと、気になることが1つ。ヒデが孤立している感じがするんです。というのも、
今回のヒデは試合後のインタビュー時のコメントに感じます。
「勝てる試合を落とした。」確かに、常に第一線でやってきたヒデにとっては
あの言葉が本当の言葉だと思います。不器用でああいう言い方でメンバーを
そして自分を奮い立たせようとしているのかもしれません。
だけど、今の雰囲気はそうはなっていないような気がします。難しいことですけど。
本当は皆がそういう思いでいてくれれば良いんですよね。
他の選手は「次に望みをつないだ。」とコメントしてます。これは一見すると、前向きに
感じますが、必ずしもそうではないと思います。絶対に勝ちたかったのであれば、
出てくるコメントはヒデのように、「勝てる試合を落とした。」とか
「非常に痛いマイナス2だと思う」という気持ちでいなければいけない。
内に秘めているのかもしれないですが、日本人の気質からするともっと表面にでるくらい
でないとなぁと感じたりします。ちょうどWBCで韓国に2敗したときのイチローですよね。
そういう面でいくとヒデも同じ表現をしているのかもしれません。
サッカーの代表もWBCの代表がイチローを中心として団結したように、ヒデを中心として
団結して欲しいですね。勝ちに貪欲になって欲しい。勝てなかったのは仕方がないでは
なくて。日本人って追い込まれるまで「仕方ない次があるさ。」というように考えがち
ですよね。それは普段生活していく上では、前向きだしいいのかもしれません。だけど、
スポーツとか勝負がかかっているもので、そういう考え方はマイナスだと感じます。
勝負に次はないんですよね。それをヒデは言いたいのかもしれないと感じます。