遠い昔

小学生のまでの自分ってもっとアクティブだったような気がする。
その証拠に、昔親が撮ったビデオカメラには、カメラの前で、
自信満々にカメラに映ろうとしている小学生の私がいる。


あの当時は、カメラが好きだった。
ビデオカメラ、写真のカメラ。「なんでも来い!」って感じだった。
そう小学校6年生になるまでは・・・。


小学6年生。クラスの人の家に無言電話がかかってくるという事件があった。
それは、1部の人間が面白がって電話をかけてやっているものだった。
そして、それは時間がそれほどかからず、担任の先生にバレた。
そして先生は、「やったもの素直に出て来い」と言い、やったメンバーは出て行った。
その時私は関与していなかった。なので出て行かなかった。
しかし、出て行ったメンバーは、私も関与していると思っていたらしく、
出て行かなかった私に対してシカとをはじめた。
全員無視。その日から地獄の学校生活だった。


休み時間一緒に過ごす人はおらず、隣のクラスに行き過ごす。
たった10分の休み時間にでもである。
いじめのこと親には言えなかった。
それまではどちらかといえばクラスの人気者。
1年近くこんな生活が続くと性格変わっちゃうよ。


毎日毎日自分を押さえ込んでいた。
いつしか、カメラを向けられても、映るのが嫌になっていた。
そして、カメラに映っている自分を見るのも嫌になっていた。
本当は好きなはずなのに・・・。


がんばって(←嫌いな言葉)学校に通った。
本当は行きたくなかった。
でも中学になれば、自分をいじめているの人間は、
ほとんど違う中学に進むということがわかっていたので、
「あと1年、乗り切れば開放される。」
そう思って毎日を過ごした。


最近ではこれがうつの始まりだったような気がする。
高校のときにもいじめにあっているのだが・・・。
今でもその後遺症は根強く残っている。
人となかなかうまく話せない。
友達と呼べる人が少ない。
でも友達はほしい。
誰か友達になってください。
ここにメールを・・・。
utu_utu_iihito@hotmail.co.jp