12月16日 午前の部

昨日の話であるが、妻が帰宅後に「大泉洋」が「救命病棟24時」に
出演していることを知らせるために、巻き戻してしまったテープをわざわざ、
またドラマの番宣してるところまで、早送りして待っていた。
帰宅後にご飯を食べながら「そうそう、いいものがあるから見せてあげる。」と
言って、私は再生ボタンを押した。すると妻が、ある部分を見て
「あ〜あ!!」とテレビを指差して猛烈に叫んだのである。その後、
「洋ちゃん・・・。」と別に知り合いでもないのに「ちゃん」付けし、
「なんで〜。しかもなんか処置してるシーンみたいだよね。患者とか
チョイ役じゃないよね」と話しつづけた。「ね。ビックリしたでしょ。」と
私は自慢げに話した。我が家では、どっちかがビックリするような情報を
見つけると、その見つけた方が何となくではあるが「勝った」気がするのである。
「勝ち誇れる」と言う方が正確かもしれない。
それにしても、札幌で結婚式をしたホテルで「とんねるず」の「のりさん」を
見た時や「佐藤隆太」や「櫻井淳子」、「坂口憲二の母親」などが
妻の働く書店に来ても「あぁ、そうだ。こないだお客さんとして○○が来たよ。」と
冷めた感じで言うのに、ローカルな「大泉」に対しては、この驚きようなのだろうか。
「普通は逆じゃん。」と言いたくなる。
その後は、一緒に「相棒」を見る予定だったのに、私が寝てしまって、
10時ごろ「寝るよ。」と起こされ、薬を飲み、歯を磨いて眠った。
今日の朝は、7時ごろ起きて妻を見送り、散歩をするかまた考えていた。
最近家を出るまでが、面倒に感じるのである。昨日の天気予報で今日は気温が
高くなることは知っていた。なので、歩くと汗をかけるから、歩いた方がいいに
決まっている。トイレに行く途中で、体重計に乗ってみた。
最近食べ過ぎてる気がするのに、そんなに増えていなかったので、
「よし、歩こう。」と決めた。単純なのだ。いつものように、「腹式呼吸」を
意識しながら、歌を聴いて歩いた。ちょうど散歩の中間地点で、
年配の女性が、すれ違いぎわに私の方を見て口を「パクパク」しているのである。
(私はイヤホンで歌を聞いてるから聞こえない)
それに気がついた私は、「何か話し掛けてる」と感じ、右のイヤホンをはずして
「はい?」ともう一度聞くと、「今日何曜日?」と聞かれた。
「何曜日?ですか。えぇ〜と、木曜日です。」突然、道を聞かれることはあっても、
曜日を聞かれるとは思ってもいなかったので、ちょっと戸惑った。
おそらく今日の夜は「妻に爆笑されるんだろうなぁ」と思う。
でも、普通無いと思う。道や時間を尋ねられることはあっても曜日を尋ねられるとは。
そんなに話しやすい顔をしてるのかなぁ。疑問だ。
後半もテンポ良く歩くことができ、期待通りに、シャツが汗で濡れた。
家に着きすぐに着替え、洗濯機に放り込み、他の洗濯物と洗濯した。