簿記得点詳細

今日、講義を受けていた専門学校の大原から簿記の検定での得点が送られてきました。
総合得点は74点。70点以上で合格なのでギリギリだったですね。受かっているとすれば
ギリギリだろうと思っていたので、予想通りということだと思いますが。
ただ、検定前の公開模試や、答練などの検定形式では1度も合格点を越えたことが
なかったので、本番で越えられてよかったです。今から振り返ると、本番前に合格点を
越えることがなかく常に60点台だったんです。それがいい方向に向かったのではないかと
思います。もし、仮に70点を越える点を取っていたとしたら安心感がでていたと思う
からです。かえって、60点台をキープできていたことで、あとどことどこで点数を
取れるようにしたらいいのではないかという自分なりの対策もできましたから。
各問題の点数は以下の通りです。

第1問目 16点(20点満点)
第2問目 0点 (10点)
第3問目 24点(30点)
第4問目 10点(10点)
第5問目 24点(30点)

総合得点 74点(100点)

上で自分なりの対策と書きましたが、どんなことを考えたのか少し書いてみようと思います。
まず、検定前までの直前対策で最初に気が付いたのは第1問目の仕訳(1問4点計5問)
で、取りこぼしがあり、その結果70点を越えていなかったのです。
逆に言えば、どの直前対策でもこの第1問目をしっかり取れていれば70点を越えて
いたんです。なので、まずこの第1問目の仕訳の問題を徹底的に解きました。
私の場合、問題文を勘違いして読み取り回答して後で見直したときに
「そうだよなぁ。何でこんな仕訳したんだよ・・・。」と感じることが多いんです。
早とちりですね。ケアレスミスです。なので、直前対策の仕訳問題、過去問の仕訳問題を
解きました。できれば、全問正解、ダメでも4問は取りたいという計算でした。
その次は、第5問目をやりました。というのも、第5問目は問題文を読んで、仕訳を切り、
それを元に試算表を作るというものなのです。いつも、仕訳はできているのに、何故か
試算表に値を書き込む段階で、ミスをしてしまい、点数が取れないのです。
これも言ってみればケアレスミスです。なので、そこを極力潰そうと。ただ、この問題は
解くのに30分ぐらいはかかる問題なので、数はこなせないんですね。集中力も続かない
ですし、他の問題もやっておきたいので。そこで、多少時間がかかっても計算が合うよう
に、書き込みミスがなくなるように慎重に解くことを意識できるように解きました。
この次は第3問目です。ここも、計算が入ってくる場所で、第5問目と同じように、
計算ミスや書き込みミスを起こしやすいところでした。この対策は第5問目と同じなので、
継続して意識しつつ、ここでの重点を出題パターンが色々予測されていたので、
問題になれることにおきました。。苦手な出題形式から解いていくという感じですね。
これも、時間のかかる問題なので数問程度ときました。そのあとは、残りの第2問目と、
第4問目で出題されるのではないか?と大原で予測されていた問題に焦点を絞って
やりました。これが直前の自分なりの対策です。
そして、次に検定当時のことを振り返ってみます。
まず、比較的得点の取りやすい第1問目、第2問目、第4問目を優先して解くことを
考えていました。これは、直前対策の時から先生に言われていたことでした。
解きやすい問題を先に短時間で解いて、残りを大問の第3問目と第5問目に当てると。
まず、第1問目は問題文の早とちりに気をつけて慎重に読みました。
それから、第2問目を見たのですが、全く意味がわからなかったです。それでも少し考えて
みたのですが、時間の無駄だと判断し第4問目にいきました。第4問目も少し悩んだの
ですが何とか解きました。結構焦ってました。というのも予想外に第2問を
全て捨てざるおえない状況になってしまったので。それでも、第2問目を捨てた以上、
残りの第3問目、第5問目で取りこぼしをしてはいけないと思いました。なのでより慎重に
取り掛かりました。しかし、ここでまたつまづきました・・・。当期純利益の値が、
2箇所で同じ値で出るはずなのに計算した値が合わないんです。ますます焦ります。
ただ、ここもこだわっていてはダメなので、とりあえず第3問目に行きました。
そして、ここでも最後の合計のところで値が合わない・・・。この時点で、第2問目を
捨てていたことから、時間は結構余ってました。そこで、第3問目、第5問目の見直しに
当てました。結果的にこの判断が良かったような気がします。ここで、結局見直しても、
値の一致はしなかったのですが、数箇所間違えがあった部分に気が付き修正できました。
それでも、自信は無かったですね。というのも、第1問目では最後の問題をとり損ねて
しまったことに試験後の回答速報を見て気が付きましたし、第2問目が0点だということも
分かってることです。その他にも、ココに配点が来るだろうというところを一箇所
間違えていたのでその時点で、-17点です。70点以上で合格ですから、
間違えられるのは、残り13点です。
しかも、第3問目と第5問目は最後の値が一致して無い・・・。
あとは、配点にゆだねることにしました。配点次第というのは、簿記の採点は、
全問正解していなくてもいいんです。問題形式にもよるのですが、第2問目、第3問目、
第5問目は配点箇所が決まっていて、他の部分が間違っていてもその箇所の数字や語句が
正しければ○がもらえるのです。なので、先生はよく「分からなくても、値が合わなくて
もいいから回答には何か書いて来い」と言います。そこが配点次第というところです。
帰って来てからも色んなところの回答速報を見て計算したりしてみたのですが、
最終的には配点箇所がわからないので結論は出せませんでした。それでも、自信が無いと
いうことだけ確かでしたけど。それだけに今回の合格は嬉しかったです。
検定直前の対策と、検定中の判断がいい方向に向かった感じがしました。
今回の簿記では色々なことを学びました。簿記3級の内容もそうですが、勉強ばかりに
集中しないで、適度に遊び自分で追い込まないことで、返って授業でも集中できましたし、
頭にも入ってきました。ONとOFFの切り替えが上手くできるということはこういうこと
なんだということが少しですが判ったような気がします。
切り替えが出来ていない昔であれば、常に簿記のことを考えていて、わからない部分に
不安になり、それがストレスになって悪循環になっていたんです。そして、やる気も
無くなっていく。本当にいい経験でした。簿記3級という資格以上のものを得られたと
思います。あとは、どんな状況でもこの「ONとOFFの切り替え」が出来るようにしていく
ことがこれからの自分の課題だと思います。それがストレスをなくし再発を抑えることに
繋がるからです。