昨日の新庄パフォーマンス


昨日は、阪神-日ハム戦でした。敵地での3連戦だったのですが、初日は小倉での試合、
2日目は甲子園の予定でしたが雨で中止。そして昨日ようやく甲子園で試合がありました。
1戦目は阪神のサヨナラ勝ちだったので、昨日は日ハムの応援にまわってました。
いつものように、テレビでの中継はないので、ソフトでネット速報を観ながら経過だけを
観ていました。結果は4-1で日ハムの勝利!!何とか1勝1敗の五分で乗り切りました。
両チームのファンの私としてはいい結果だなぁと。
その後、スポーツ新聞のHPなどを見ていたら、またまた新庄の記事がありました。
今回は、試合前の練習中に阪神時代のユニホームで登場したらしいです。(写真参照)
「最後のユニホーム姿を目に焼き付けてほしい」ということらしいです。
すごいこと考えますね。これには阪神ファンも大喜びだったそうです。
このユニホームって、わざわざ新庄自信が用意して持っていったのかと思っていた
のですが、どうやら違うようですね。記事によると、甲子園に保管してあったものを
阪神側が「今年で引退するようだから、記念にあげた」ということらしいです。
でも、阪神側もまさか着るとは思ってなかったようで驚いていたみたいです。
そして、今日になってまた、この行為が違反だとかという記事がでてました。
今回はパリーグパ・リーグのアグリーメント第二十六条の
「試合前練習時間およびユニホームの着用」の2項目に以下のように書いてあるようです。

「開場後はユニホームもしくは球団名またはマーク入りの練習着を着用しなければならない」

記事の最後に「セの大越事務局長は「どこまで許容できるかの問題。まず審判団に事情を
聴いてみます」と話した。」とありました。そして今日、広島球場で注意されたそうですね。
私個人としてがいいのではないかと思うのですけど。何か、古い人間が野球人気を
潰していっているような気がします。確かにいいプレーをして注目を浴びればそれは
いいと思います。でも、今現在、それだけでは視聴率も落ちているし、
人気も盛り返せていない状態だと思うんです。そんな中で新庄が日ハムに来て、
数々のパフォーマンスをやってきた。これで、今まで野球を知らなかった北海道の
年配の人とかまで「新庄!新庄!」と言い出しました。それがきっかけで、ドームに
足を運ぶようになり、野球に興味を持ち、日ハムのファンになったという人が多いんです。
最終的に野球ファンが増えるのであれば、きっかけは何でもいいと思います。
それが日本の野球離れを止めるのであれば。
結果として、阪神ファンも喜んだわけだし。ルールや規約は確かに大事だとは思います。
しかし、勝敗に関わるようなものでなくて、ファンが喜ぶようなことであれば、
ファンサービスとしてはいいものだと思うんですけどね。
少なくても新庄の数々のパフォーマンスで注目を浴びていることは確かだと思います。
あまり堅いこと言わないほうがいいと思いますけど。
それに6年前のユニホームを着れるというのも個人的には「さすが」と思いましたね。
6月6日も何かやってくれると思います。期待してしまいますね。
関係者の見解は以下のようです。


◆この日の責任審判の杉永審判員(セ・リーグ
「見ていないし判断のしようがない。問題かどうかとも言えない」
◆新庄のパフォーマンスに日本ハム・高田GM
阪神も了承しているし、OKなのでは。彼はここで育ったんだし、何かやりたかったんだろう」
日本ハムの島田チーム統括本部長
「ファンが喜んだのだからいいんじゃないか」
◆新庄の“ファンサービス”を聞いたオリックス・清原
「おもしろいやん」
阪神・沼沢取締役
「新庄が阪神に在籍した最終年の2000年のユニホーム。今季限りで引退というので、球団で保管していたのを好意で試合前にあげたが、まさか練習で着るとは…」
阪神・牧田球団社長
「全然聞いてなかった。びっくりしました。思い入れが発想の基本にあったと思うが、選手の常識や品格の問題。ファンが興味を示してくれればいいと思う。悪ければ非難されるでしょう」