冬の使者

takuya05212005-10-31

最近寒くなってきましたね。
そろそろ我が家でもストーブを焚かないとだめかなぁと
思ってます。普通の家だともう焚いてるようなんですが、
我が家の居間は、なぜか暖かいんですよね。確かに日の入りもいいし、
3階なので下から暖められてるのかもしれないんですが。
今年まだストーブ触ってないんですよ。でこの時期になると、現れる虫もいるんですよ。
北海道の人は知っていると思いますが、関東の人は知らないかなぁ?
でも去年、神奈川で見たことがあるんで知っている人もいるかもしれないですかが。
その名も「雪虫(ゆきむし)」。(写真を参照)
気温が低くなってきて、雪の降り始める数週間前から飛び始めるんですが。
お尻のところに「白いわた」みたいなものが付いてるんです。
そして、この虫が飛び始めると「そろそろ雪が降る」ということから
雪虫」と言われているのですが。
この虫。最近知ったことなんですが、実はアブラムシの一種らしいんです。
和名は「トドノネ オオワタムシ」というらしいです。
でちょっと調べてみました。

  • 夏から秋にかけてはトドマツの根の汁を吸いながら生活している。
  • 初雪が降る数週間前にヤチダモという木に一斉に引越する。
  • 雪が降る前に飛んでいるのは、その引越しのため。
  • いくつか種類があり白いものを持っていないものもいる(ただの黒い虫と変わらない)
  • 体の白い綿のような部分はろう状の油で、ワックスのようなもの


で、この時期大量に飛んでいるのです。
1匹だけ見ると、小さくてなんとなく、かわいいかなぁなんて感じることあるんですが、
大量に飛んでるとうっとおしいんですね。
歩いているだけでも、服にまとわり付くんですよ。気が付くとたくさん服に付いてる。
安易にほろおうとすると、つぶれてしまうのです。
自転車に乗っていたらもっと大変。鼻に入るし口を開けてたら口にも入ります。
そんな虫が今、札幌では盛んに飛んでます。もうそろそろ雪が降るんでしょうね。
(雪が降るから飛んでるわけじゃないんですけどね。)
冬の風物詩ですね。